外装の塗装は美観を高めることはもちろん
防水性を高めて住まいを守ります
外壁塗装の流れ
STEP1 足場の設置
安全、かつ効率的に作業するために足場を設置します。
また、その周りにメッシュシートを張り巡らせます。このシートは塗料がまわりに飛び散るのを防ぐ役割を果たします。
足場は金属でできているので、組み立て・解体の際にどうしても金属音が響いてしまいます。そのため事前にご近所の方へご挨拶に伺ってから工事を開始します。
STEP2 高圧洗浄
外壁
バルコニー
軒天
雨樋・破風
下準備として欠かせないのが高圧洗浄です。
業務用の高圧洗浄機を使用し、汚れはもちろん、コケやカビなどもあれば落としていきます。
外壁だけではなくバルコニーの内部、軒天(外壁から飛び出した屋根の裏側の天井にあたる部分)、雨樋、破風(屋根の妻側の部分)などの汚れもしっかりと落とします。
汚れが残っていると仕上がりに影響があるだけではなく、剥離や膨れなどの原因にもなりますので、しっかりと丁寧に行います。
STEP3 乾燥
水分が残ったまま塗装をすると、壁の中に残った水分が熱で膨張し膨れの原因になります。
そのためとても大切な工程となります。
STEP4 シーリングの撤去
シーリングとは建具や窓、外壁目地を埋めて気密性、防水性を確保する工事のことです。
雨漏りから住宅を守る大切な役割を果たしていますが、耐用年数が10年程でどうしても亀裂が入ってきてしまします。亀裂が入るとそこから雨水が侵入し、雨漏りにつながります。
一般的な塗装業者さんでは増し打ちという工法が多いですが、ヒノキヤのリフォームでは「打ち替え」をします。
STEP5 養生
塗料や汚れが付かないように、塗装しない部分を養生シートで覆います。
窓ガラスや玄関、植栽など、塗料や汚れが付着しそうな箇所にはすべて養生します。
STEP6 シーリング打ち替え
1.プライマー施工
2.シーリング充填
3.シーリングならし
完了
増し打ちではなく
「打ち替え」
増し打ちは元のシーリングを撤去せずに上からシーリングを重ねるため、
新しいシーリングが想定の耐用年数よりも早く劣化する可能性があります。
また必要な厚みの確保が難しいというデメリットもあります。
そのため、ヒノキヤのリフォームでは外壁塗装の際に増し打ちではなく「打ち替え」をしています。
※ALC外壁材の場合は増し打ちとなります。
STEP6 塗装
下塗り、中塗り、上塗りと塗料を塗り重ねていきます。
下塗りは後の塗料を密着させるための大事な工程です。
また高圧洗浄後と同様に、下塗り、中塗り、上塗りの間もしっかりと「乾燥」させてから次の工程に移ります。
STEP7 付帯部の塗装
雨樋
板金
水切り
シャッターボックス
雨樋や軒先の板金部分、水切り、シャッターボックスなどの付帯部の塗装も行います。
事前のヒアリングで付帯部もどのようなお色にするのかをしっかりと決めていきます。
付帯部の塗装の際には「ケレン」といって錆びや汚れ、浮いてしまった塗膜を落とすために表面を滑らかにする作業も行います。
表面に細かな傷をつけることで塗料も密着がよくなるので、細かいですが大事な作業です。
STEP8 完了検査
最終チェックです。塗り残しや垂れがないか、周囲に塗料が飛んでいないかなども確認します。
STEP9 足場の解体・完工
完了検査が無事に終了したら、足場の解体をして完工となります。
場合により工程が前後することがあります
上記はお色を選んでいただいた場合の流れとなりますが、
クリアの場合や付帯物の種類、位置などによって工程が前後することがあります。
こんな症状に注意
目地割れ
すき間から雨水が浸透し、建物の老朽化を早めます。
劣化
粉が出たら防水効果切れの黄色信号です。雨漏りの原因につながります。
カビ
住まいの美観だけでなく健康をも損なう可能性があります。
ヒビ
すき間から雨水が侵入し内部劣化に繋がる恐れがあります。
こうなってしまうと塗装だけでは補修できずに、
大規模なリフォームも必要になる可能性もでてきてしまいます。
定期的な塗装をすることが結果的に節約にも繋がります。
放置するとどうなる?
最終的にすき間、家の傾き、雨漏り等につながります。
なので定期的な塗装で対策が必要です。
お気軽にご相談ください
外壁塗装は定期的に行うことがとても大切です。
なにか気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
※30坪の住宅の平均的な費用の目安です。